前川的にもブログ

サルでも分かるメスイキボンジュール

【少女終末旅行】リフィーディング症候群に気をつけよう

ユーリ「なんだろうこれ、地面にドアがあるねー。いってみよー」パカッ
チト「ああ、ユーリ勝手に開けるなぁ」
ユーリ「おー!真っ暗だ」
ユーリ「おーーーーーーーい!!」オーーーーイ!!
ユーリ「響くね〜w」
チト「はしごがついてる。行ってみようか」
ユーリ「いってみよ〜」
カンカンカン……
チト「すごい…棚ぎっしりに色んなものがある」
チト「あそこで見た魚の絵が書いてある」
チト「これは何だ…?ぎゅうにく?」
ユーリ「ちーちゃん、これ何て書いてあるの」
チト「缶切りをつかってください、だね」
ユーリ「缶切り?」
チト「缶というものを切るものだろう。たぶんこれだね」カンカン
ユーリ「そんなもの、いらなーい!」ドコーン
プシュゥゥゥ(缶に穴が開く)
ユーリ「うぉぉぉ!いいにお〜い」
チト「……!いいにお〜い」
二人「はぁぁ〜……ゴクリ」
チト「でもこれじゃあ食べづらい」
ユーリ「どうしよう」
チト「他のものは…これは缶切り不要、これを引っ張って開けられる」パカッ
チト「さかなの味噌煮だって」
味噌煮の匂いが二人を誘う。ユーリは味噌煮をつまんで口に頬張る
ユーリ「もぐもぐ〜」
チト「あっお前…!」
ユーリ「うまーーーい!!」
チト「もぐもぐ…うまい」
ユーリ「うまーいぃぃ!」
チト「うまい〜!」
二人「はぁ〜〜!!うーーーん!!」ニコニコ
チト「こっちの牛肉は」キリキリキリ
コンビーフを開ける
チト「塊だね」
ユーリ「でもすごい匂いするよ」
チトとユーリはそれぞれコンビーフの角をつまみ、一口の塊を奥歯で噛みしめる
「おいし〜〜〜い!!」
二人は棚に並ぶ缶詰の数々を手当たり次第食い潰した。ミネラルウォーターのボトルも置いてあり、彼女たちの喉を潤した。
ユーリ「ふぅ〜、お腹パンパンだよ」
チト「だな」
ユーリ「ちょっと横になろう」
チト「動けないなこりゃ…」
スヤァ……

ーーー。

かゆい。かゆい。かゆい。

「…?!」
ユーリ「ちーちゃん…苦しいよぉ…」
四つん這いになり、チトのもとへ。
おえぇぇぇっ!(ビシャァァ)
吐瀉物を吐き散らし、消化しきれていないものが固形のまま出てくる。
鼻にも逆流し、嫌な臭いが付きまとう。
ユーリ「あっ…ああ…あ…」ガタガタ
チトが立ち上がろうとする。
チト「ううぇ…あぇ…」バタン
壁を伝ったが力ない。そのまま地面に頭を叩きつけた。
うっぷ…えれれれ……(ダラダラダラ)
チト「ヒョー、ヒョー、ヒョー」イギギギ
ぐるじぃ……ぐるじぃ……ょ
二人とも目と足がむくみ、息切れしている。
呼吸困難にもなり、ユーリはパニック状態だ。
チト「ううう…」
うっぷ
ビチビチビチ…
目をぎゅっと瞑る。しかし感覚がまったくない。
ユーリ「うっ、あ……あ……」白目
あぁ……シャァァァ……
彼女たちは尿を垂れ流した。密室に吐瀉物の酸っぱい刺激臭と、濃縮されたアンモニア臭が漂う。
かゆい。けど痛い。痛い。
ユーリ「ち…ち…ち…」ゼーゼーゼー
ユーリは一人考えてた。そういえばチーズ味って、こんな匂いしてたな、と。
チト「……ゅ」スーガースーガー
二人は豊富な栄養から祝福と呪いを受け、最後の晩餐となった。